清水裕治(しみず ゆうじ)シンガーソングライター 佐倉市山王出身
佐倉市で輝いている方をご紹介するコーナー
「佐倉市のヒト!」
今回は佐倉市出身のシンガーソングライター
清水裕治(しみず ゆうじ) さんをご紹介します!
清水裕治さんは
佐倉市立山王小学校
佐倉市立根郷中学校
を卒業した現在25歳!
シンガーソングライターをはじめたキッカケや、音楽への想いなどいろいろ聞いてみました。
清水裕治 活動のキッカケ
はじめまして。清水裕治さん、今日はよろしくお願いします!
はじめまして!シンガーソングライターの清水裕治と申します。よろしくお願いします!
清水裕治さんはどういった音楽をやっているんですか?
『弾き語り』で音楽活動を行っています。物心ついた時から音楽が好きでした。
ですが、歌手ってなんだか夢のような遠い存在だったんです。テレビで観て憧れているだけの感じですね。
またどうして歌手になろうと思ったんですか?
実は4年程前に大学を休学して、ゼミの先生の繋がりでインターンをご紹介頂き企業で働いていたんです。社長とゼミの先輩と私の3人の小さい会社です。ゲームなどで使われる絵を扱う会社だったんですけど、社長の期待に応えたくて朝から晩まで必死に働きました。徹夜もザラでしたね。
ふむふむ、なんだか青春って感じがしますね。
ゲーム会社から受注し、それを作家さんへ伝えて、注文通りに納品されているかチェックする仕事だったのですが、絵の勉強なんてやった事なくて、当然レクチャーや研修があるはずもなく。。。ミスをると凄く怒られて、わからない所を質問しても、「自分で考えろっ!」てまた怒られて。。。毎日毎日責められ続ける日々で、精神的にも辛くて。結局クビになってしまいました。
その後も飲食店でアルバイトを始めたのですが、僕は吃音症を持っていて接客が上手くできず、長く続きませんでした。
。。。(吃音症ってなんだろう?)
自分は何も出来ない人間だと思い込んで、この社会で僕は生きられないんだと思い込んで、自信を喪失し生きているのが本当に辛くて辛くて。。。自殺する事も考えたのですが、そんな勇気もなくて。。。
調べてみると吃音症とは、会話の第一音が詰まったり「話し言葉が滑らかに出ない発話障害」のことみたい。
日本では成人の100人に1人の割合でみられるんだとか。
大ヒット映画『英国王のスピーチ』でも知られています。
でも、そんな自分に『生きる希望』を与えてくれたのが、音楽だったんです!
清水裕治 絶望から希望へ
最初は、ただなんとなく自宅のアパートでギターを弾いていて、気が向いたらスタジオへ行ってなんとなく動画を撮る感じだったのですが、あるとき友達に『海外の学生団体』の企画でフィリピンのセブ島に行かないかと誘われたんです。
南の島ですね!
ネガティブ思考が強くなりすぎて、なんかどうでもよくなってしまい、とりあえずセブ島へ行ってみました。そこでは学生団体の企画で『自分のできる事をしよう』的な感じで、ある人は道ばたでカキ氷を売ったり、ある人は現地住民にひたすら話しかけまくったりと面白い事をやっていました。
清水さんは何をやったんですか?
路上ライブをやりました!僕にできる事は路上ライブだと思って、日本じゃ路上ライブをやる勇気が無かったのですが海外ならできるかなと。でもほんとにビックリするくらい人が集まらなくて、30分でホテルに逃げ帰ったんです。笑
悲しい気持ちでホテルのテレビをぼんやり観ていたら、ふと「テレビ出てーなー」って思ったんです。気づいたらタクシーに乗っていて、運転手さんに「Go to TV station!」って言ってました。
失礼な言い方になっちゃいましたね!笑
当初の計画では、テレビ局の前で路上ライブやってテレビ関係者の目に留まれば良いなという気持ちで行ったのですが、タクシーは何故かどんどんテレビ局の敷地に入って行って。。。いま思えば多分、運転手さんは僕の事を外国人のタレントだと思ったんでしょうね。笑
テレビ局の人たちがたくさんいるエリアのど真ん中でVIPみたいに降ろされて、テレビ局の人と完全に目が合いました。それで、つたない英語で「ギター弾いて歌ってテレビに出たい!」って言ってみたんです。
いきなり言ったんですか?! 勇気ありますね!
そしたら、テレビ局の人が「じゃあ、ちょっと弾いてみろ」って言ってくれて。自分で作った曲を演奏したら、「スゲーパワフルだな」って超褒めてくれて。その日の夜に音楽系の生放送番組があるからまた来いって言われました。
まさかの展開!
テレビ局の人が僕のこと凄く気に入ってくれて。そのテレビ局の中では何故か茹でたトウモロコシ売っていて、勧められたのですがお金が無かったので「ノーマネー」って言って断ったんです。そしたらトウモロコシおごってくれて。人の温かさに触れて。。嬉しかったです。

完全にテレビに出られると思い、張り切って再びテレビ局に行くと、番組専属のギタリストの方に合わせてもらって準備万端!。。。のはずだったのですが、どうやら番組の趣旨が「フィリピンの昔ながらの音楽を大事にしよう」的な感じらしく、タガログ語オンリーで日本語はおろか英語もダメと言われてしまい。。。テレビ局の人からは「ステージには上がれないけど、番組を見学していきなよ」と言われ、ステージ横で座って観ることになりました。
まっ、またしてもまさかの展開!
でも、観ていると出たくなっちゃうじゃないですか?人間とは欲深いもので「コトバを発しなきゃOKじゃない?」と考えて、プロデューサーさんに「I can dance」って言ってみたんです。ダンスなんて全然できないのに。笑
ちょうどCMの時間で、次に歌う人が練習しているタイミングだったんです。それで、当時流行っていた三代目 J SOUL BROTHERSの「R.Y.U.S.E.I. 」を適当に踊ったんです。そしたらプロデューサーさんが大爆笑してステージに上げてくれたんです!
▼こんなダンスね▼
CM明けで曲が流れてランニングマンを踊ったら、ドカーーーンとウケてたんです。本当に自信がつきました!!!!!!!!!!!!

まさに、人生を変える1日だったんですね。
その時はダンスでしたけど、自分のパフォーマンスで人が喜んでいるのが凄く嬉しかったんです。帰国してすぐ音楽の練習にのめり込みました。自宅のアパートで練習しまくっていたのですが、ある日ポストに「楽器の練習はやめましょう」ってチラシがアパートの管理会社から全部屋にポスティングされていて。。。申し訳ない気持ちでいっぱいで地元佐倉に戻ってきました。
そりゃー、アパートで練習しまくってたらそうなりますね。。。良い子はマネしちゃいけませんね。
清水裕治 日本のテレビと夏フェスに出演
これは日本のテレビですか??
はい、NHKのバリバラという番組に出演することができました!
▼その時の放送内容はコチラ▼
それと、去年のくさのねフェスにも出演したんですよね?
くさのねフェスでは、1つのステージのトリを務めさせていただきました。たくさんの方に囲まれてライブができて、最高でしたね!
▼くさのねフェス、今年もやるみたい▼
清水裕治 新たなチャレンジ
そういえば、何やら新しいチャレンジをされるんだとか?
はい、クラウドファンディングで『清水裕治プロジェクト 吃音持ちの貧乏神→個性を持った福の神へ 1人前のミュージシャンになるために!!』を4月12日23:59まで開催する事にしました!!
クラウドファンディングやるんですね!
なぜやろうと思ったのですか?
5月3日に活動休止のライブをやるのですが、応援して頂いている皆さんに「感謝を伝える場」として企画しました。友達にクラウドファンディングを勧められていろいろな事例を調べていたのですが、クラウドファンディングは、ただ単に資金を集める場所ではなく「想いを伝える場所」だと気づいたんです。
仕事を辞め音楽一本の生活にして、自分に足りないものが見えてきました。僕には、基礎的な技術・知識と、機材が足りません。クラウドファンディングで応援して頂いた資金はDTMの機材費にあてる計画です。
これからも頑張っていきます!一人前になる姿をみせることで同じ境遇のような方々の挑戦するハードルが少しでも下げられれば幸いです。応援のほどよろしくお願いいたします!
NHKバリバラやくさのねフェスの出演などを通して、より多くの人を喜ばせたいと思い、クラウドファンディングに挑戦する清水裕治さん。
地元で頑張る若者を、応援しようじゃありませんか。
▼清水裕治 クラウドファンディングはコチラ▼
クラウドファンディングは4月12日23:59まで!
さくらぶも微力ながら応援しました☆
▼清水裕治の曲はコチラ▼
PVの作成は、ユーカリが丘のSobaCafe3〇1の渡邉マスター
クラウドファンディングのリターンである手作り『僕はロボット』キーホルダーは、
同じくユーカリが丘のSobaCafe3〇1、ゆりかママ のお手製なんだとか♪
▼清水裕治のホームページ▼
▼Twitter▼
クラウドファンディングスタートしました!!https://t.co/OMCwvysC0G
— 清水裕治@5/3活休ライブ (@shimii_music) 2019年3月11日
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