【サクラサク!花びら舞う店】「麺処 丹治」で食べる極上の鶏白湯ラーメン!!(JR佐倉駅/佐倉市表町)

最終更新日

「さくらぶ」読者の皆さんお久しぶりです。第1回の記事から少し時間が経ったので・・「あれは読み切りだったのかな」と思われていないか不安になる自称日本一ラーメンを食べているアスリート(自分調べ)こと一場治之進です。良く考えてみたら「さくらぶ」なので「佐倉」を取材しないとな・・・と思い、今回は佐倉に来てみました。



場所(麺処 丹治/佐倉市)

最寄り駅はJR佐倉駅だ!!まさに佐倉市の中心部!

今回のお店の最寄り駅はJR佐倉駅

佐倉駅のロータリーを進み、

「JR佐倉駅前」の交差点を右折して進むと右側にあります。

まさにアクセス良好ですね。

 

グレーに黒の色合いが独特な「丹治」。実は取材時も次々にお客さんが入る人気店なのだ。

 

「今回の取材はここですね~」とイナムラさん。「いらっしゃいませ」の暖簾が温かさを感じる。

 

お店の外には分かり易くメニューの写真が・・それに自家製麺らしい。これは期待マッスルですねぇ~

 

「夏季限定の冷やし鯛干しラーメン・・美味しそうですねぇ~」イナムラさん。テンション上がりまくりのイチバは我慢できずに・・・。

 

「もう我慢出来ないので先に入りますね!!!」真剣な顔つきだが、単に食い意地が張っているだけの様な気が・・・。

 



店内・メニュー(麺処 丹治/佐倉市)

店内はコロナ対策で席数を減らしていますが、

カウンター5(7)席・テーブル4席・2席の

計11席(13席)

落ち着いた雰囲気ですね。

 

券売機。醤油・塩・鶏白湯醤油・つけ麺・鶏白湯つけ麺が基本のラインナップだ。

 

一度外に出てメニューの写真を見るイチバ。子供の頃、レストランの外のサンプルを見ないとメニューを決められない子だったらしい。

と、ここで店主の丹治さんからの助け舟が・・・

「僕は醤油が好きで醤油食べて貰いたいんですけど、一番人気は鶏白湯醤油ですね。」と・・・・それならばと「鶏白湯醤油ラーメン」を注文します。

 

券売機を良く見ると「人気NO1」と書いてある・・これは期待できるぞ!!!

本当ならば、2~3杯続けて食べたいのですが・・まだイナムラさんとの取材は2回目なので「まるで変な人」と思われない為にも我慢しました。

 



 

調理(麺処 丹治/佐倉市)

店主の丹治さんにお願いして調理を見学させて頂きました。

すぐに調理に取り掛かる丹治さん。かなりの職人の雰囲気だが・・・。

「鶏白湯のスープは千葉県産の錦爽鶏のガラ、それに鶏モモ肉・モミジ・玉葱・ニンニク・葱の頭を使います。大体6時間ぐらい煮込みますかね~。カエシは千葉県産の醤油を使います。千葉県産の素材を使う様にしていますね。丹治さん

ちなみに、ラーメン屋さんではカエシ(タレ)にチャーシューの煮汁を使う事が多く聞かれますが、丹治ではカエシとチャーシューは別々みたいですね。

 

スープを小鍋で温めている間に、麺を「てぼ」に入れて茹でる。更に丼にカエシを入れる。

 

提供前に切るバラチャーシュー。直前に切る事で酸化を防ぐ。

 

 

温まったスープを丼に入れる。黄金色のスープから湯気が立つ。

 

リズム良く行う湯切り。メリハリのある動きは美しい・・・。

 

丼に入れた麺を解して、具を盛り付けて完成!!

 



 

実食(麺処 丹治/佐倉市)

これが「麺処 丹治」「鶏白湯醤油ラーメン」だ!!う・・・美しい!!

 

「い・・イナムラさん!!これは美し過ぎます!食べるの勿体ないけど頂きます!!!」

 

レンゲですくった黄金色のスープ・・程よくトロリとレンゲから落ちる。

スープは昨今の鶏白湯系スープと違い、ドロドロではなくトロリな食感です。

上品・・と言うより優しい口当たりと後味ですね。

このスープは数多く見る鶏白湯系とは違い、完全オリジナルです。

それに、体に浸透するような鶏の旨味にレンゲが止まりません。

 

「う・・旨~!!!口の中に上品な鶏の旨味が広がる!!!」

驚いたイチバ丹治さんに聞きました。

「実は、他には無いスープを作りたかったんです。」と。

確かに、このスープは完全オリジナルですね。

しかも極上に美味しい!!

 

麺リフト。持ち上げると綺麗な色が特徴。

自家製の中ストレートで、独特な食感です。

こか弾むような食感にやや野性味ある香りは・・・「ほんのりですが、全粒粉(小麦の表皮・胚芽・胚乳全てを粉にしたもの)ですね。」イチバ

「少しだけ全粒粉を入れているんです。麺自体は外国産と内麦(国産小麦)・・北海道と千葉県産ですね。そのうち100%千葉県産も作りたいんですが。」丹治さん

パツパツしながらも、どこか優しい食感の麺は他にはないですね。

 

麺を良く見ると全粒粉入りの特徴である黒みがかった点が見える。

啜ると柔らかさとパツパツの独特なコシが口の中に広がります。

スープに対して絶妙な合せ方だと感じました。

麺自体も「うどん」「蕎麦」「パスタ」どれも出す事が出来ない食感が面白いですね。

自家製麺と言う事ですが、かなり高い技術を感じます。

 

極上の麺とスープに箸が止まらない!!!優しいが魔力のある1杯だ!!

水菜・玉葱・メンマ・バラチャーシュー・海苔・桜麩で、ビジュアルも去ることながら一つ一つがしっかりと役割があります。

特筆すべきは玉葱の存在ですね。トロリとしたスープに玉葱の食感がアクセントになります。

 

優しい味のスープと共に玉葱も口に入る。このアクセントがスープの魅力を更に押し上げている。

水菜メンマの食感も箸休めに一役買っています。

更にはバラロールチャーシューの脂身の旨さが光りますね。かなり美味しいです。

 

「丹治」のトレードマークとも言える桜麩。この1枚が丼全体の雰囲気を変えている。

 

我を忘れて食べ続けるイチバ。全てがピシャリとハマっているので後半まで美味しく頂ける。

一言で言うと、優しさ溢れる1杯にかなり高いセンスを感じました。

はっきり言って、ここまでの鶏白湯系ラーメンには中々お目にかかれません。

 

もちろん汁完!!極上!!

 

透き通ったスープの醤油ラーメンも滋味深い旨味でオススメ。

 



お店のこと(麺処 丹治/佐倉市)

店主の丹治さんにお話を伺いました。

非凡なセンスを感じる丹治さんの1杯!!どんな経歴の持ち主なのだろう???

丹治さんは千葉県八千代市出身で、調理の専門学校卒業後より中華の道に進んだそうです。

「小学生の時に江華(志津:閉店)が好きで、チャーハンとか・・こう言うのやりたいって思ったんですよ。それで、その頃から中華を目指していました。」・・・小学生の頃から明確な目標があるのは凄いですね。

ちなみに「江華」は志津駅の人気店ですが、残念ながら2017年3月に閉店しています。

 

小学生の頃から中華を志していた丹治さん。その目標はブレることなく専門学校卒業後に中華の道に。

「専門学校卒業後は水道橋の後楽園飯店に入り、その後に佐倉市のウイシュトンホテルへ行きました。

その後は食べ歩きで好きだったラーメンをやろうと思い、ラーメン屋で修行をしました。」

修行先は全ては書けませんが、都内の二毛作の先駆けの名店富里に本店を持つ全国的な知名度の名店・・・それに現在は閉店していますが、四街道の某背脂系のお店・・・・。凄い経歴ですね。

 

修行先で特に印象深かったと言う茨城県守谷市の名店「春の風」。ここで自家製麺を学んだらしい。

「元々自家製麺が頭にあって、自分でやってみたかったんです。知り合いの紹介で茨城県守谷市の春の風で修行した時は大変でした。朝も早かったし 笑」にこやかに丹治さんは言います。・・そう言えば、確かにビジュアルが「春の風」に似ていますね。特に桜麩春の風のトレードマークですね。

 

とにかく色々な所を見た丹治さん。だからこそ知識や技術の引き出しが広いのだ。

「あとは、大和麺学校でも学びましたね~。」

大和麺学校と言えば、香川県の製麺機メーカー「大和製作所」が開く麺学校で、2000人以上も卒業生がいますね。

多くの名店を輩出しています。

そして、その後・・2017年3月に「麺処 丹治」をオープン。自宅から近いという事でこの場所JR佐倉駅近くに決めたそうです。

 

多くの経験を経て「麺処 丹治」をオープン。桜と佐倉にちなんで桜のマークだとか。

「開店直後から、有難いことにお客さんはつきました。でも、始めは試行錯誤でしたね・・・ストレスは感じなかったので少し太りました 笑」

伺うと、最初から自家製麺だったそうです。

 

丹治さんの製麺機。もちろん大和製作所製。この製麺機で毎日麺を打つのだ。

「製麺技術は1~2年ぐらいで出来る様になりますね。1日に100~150玉ぐらい打ちます。」丹治さんは言います。

最後に、今後についてうかがうと・・・今後は店舗を増やす事も考えたいそうですが、やはり自分の手で作らないと納得できないそうです。聞けば聞くほど生粋の職人なのですね。

 

生粋の職人の丹治さん!!極上の1杯・・御馳走様でした!!

 



マッスルコメント

バランス良い1杯に負けない様に・・・バランス倒立マッスル!!!!

 

 

 

【お店概要】
店名 麺処 丹治(たんじ)
営業時間 ランチ 11:30~15:00
営業時間 ディナー 17:00~21:00
火曜 11:30~15:00
土日祝 11:30~21:00
定休 水曜日
支払い 現金のみ
電話 043-483-3557
住所 千葉県佐倉市表町3-21-5
(上記の情報は記事作成時点でのものです)

※飲食時、撮影時のみマスクを外しています

 

 

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