【サクラサク!花びら舞う店】「麺処 丹治」で食べる極上の鶏白湯ラーメン!!(JR佐倉駅/佐倉市表町)
「さくらぶ」読者の皆さんお久しぶりです。第1回の記事から少し時間が経ったので・・「あれは読み切りだったのかな」と思われていないか不安になる自称日本一ラーメンを食べているアスリート(自分調べ)こと一場治之進です。良く考えてみたら「さくらぶ」なので「佐倉」を取材しないとな・・・と思い、今回は佐倉に来てみました。
場所(麺処 丹治/佐倉市)
今回のお店の最寄り駅はJR佐倉駅。
佐倉駅のロータリーを進み、
「JR佐倉駅前」の交差点を右折して進むと右側にあります。
まさにアクセス良好ですね。
店内・メニュー(麺処 丹治/佐倉市)
店内はコロナ対策で席数を減らしていますが、
カウンター5(7)席・テーブル4席・2席の
計11席(13席)
落ち着いた雰囲気ですね。
と、ここで店主の丹治さんからの助け舟が・・・
「僕は醤油が好きで醤油を食べて貰いたいんですけど、一番人気は鶏白湯醤油ですね。」と・・・・それならばと「鶏白湯醤油ラーメン」を注文します。
本当ならば、2~3杯続けて食べたいのですが・・まだイナムラさんとの取材は2回目なので「まるで変な人」と思われない為にも我慢しました。
調理(麺処 丹治/佐倉市)
店主の丹治さんにお願いして調理を見学させて頂きました。
「鶏白湯のスープは千葉県産の錦爽鶏のガラ、それに鶏モモ肉・モミジ・玉葱・ニンニク・葱の頭を使います。大体6時間ぐらい煮込みますかね~。カエシは千葉県産の醤油を使います。千葉県産の素材を使う様にしていますね。」と丹治さん
ちなみに、ラーメン屋さんではカエシ(タレ)にチャーシューの煮汁を使う事が多く聞かれますが、丹治ではカエシとチャーシューは別々みたいですね。
実食(麺処 丹治/佐倉市)
スープは昨今の鶏白湯系スープと違い、ドロドロではなくトロリな食感です。
上品・・と言うより優しい口当たりと後味ですね。
このスープは数多く見る鶏白湯系とは違い、完全オリジナルです。
それに、体に浸透するような鶏の旨味にレンゲが止まりません。
驚いたイチバは丹治さんに聞きました。
「実は、他には無いスープを作りたかったんです。」と。
確かに、このスープは完全オリジナルですね。
しかも極上に美味しい!!
麺は自家製の中ストレートで、独特な食感です。
どこか弾むような食感にやや野性味ある香りは・・・「ほんのりですが、全粒粉(小麦の表皮・胚芽・胚乳全てを粉にしたもの)ですね。」とイチバ。
「少しだけ全粒粉を入れているんです。麺自体は外国産と内麦(国産小麦)・・北海道と千葉県産ですね。そのうち100%千葉県産も作りたいんですが。」と丹治さん。
パツパツしながらも、どこか優しい食感の麺は他にはないですね。
啜ると柔らかさとパツパツの独特なコシが口の中に広がります。
スープに対して絶妙な合せ方だと感じました。
麺自体も「うどん」「蕎麦」「パスタ」どれも出す事が出来ない食感が面白いですね。
自家製麺と言う事ですが、かなり高い技術を感じます。
具は水菜・玉葱・メンマ・バラチャーシュー・海苔・桜麩で、ビジュアルも去ることながら一つ一つがしっかりと役割があります。
特筆すべきは玉葱の存在ですね。トロリとしたスープに玉葱の食感がアクセントになります。
水菜やメンマの食感も箸休めに一役買っています。
更にはバラロールチャーシューの脂身の旨さが光りますね。かなり美味しいです。
一言で言うと、優しさ溢れる1杯にかなり高いセンスを感じました。
はっきり言って、ここまでの鶏白湯系ラーメンには中々お目にかかれません。
お店のこと(麺処 丹治/佐倉市)
店主の丹治さんにお話を伺いました。
丹治さんは千葉県八千代市出身で、調理の専門学校卒業後より中華の道に進んだそうです。
「小学生の時に江華(志津:閉店)が好きで、チャーハンとか・・こう言うのやりたいって思ったんですよ。それで、その頃から中華を目指していました。」・・・小学生の頃から明確な目標があるのは凄いですね。
ちなみに「江華」は志津駅の人気店ですが、残念ながら2017年3月に閉店しています。
「専門学校卒業後は水道橋の後楽園飯店に入り、その後に佐倉市のウイシュトンホテルへ行きました。
その後は食べ歩きで好きだったラーメンをやろうと思い、ラーメン屋で修行をしました。」
修行先は全ては書けませんが、都内の二毛作の先駆けの名店や富里に本店を持つ全国的な知名度の名店・・・それに現在は閉店していますが、四街道の某背脂系のお店・・・・。凄い経歴ですね。
「元々自家製麺が頭にあって、自分でやってみたかったんです。知り合いの紹介で茨城県守谷市の春の風で修行した時は大変でした。朝も早かったし 笑」にこやかに丹治さんは言います。・・そう言えば、確かにビジュアルが「春の風」に似ていますね。特に桜麩は春の風のトレードマークですね。
「あとは、大和麺学校でも学びましたね~。」
大和麺学校と言えば、香川県の製麺機メーカー「大和製作所」が開く麺学校で、2000人以上も卒業生がいますね。
多くの名店を輩出しています。
そして、その後・・2017年3月に「麺処 丹治」をオープン。自宅から近いという事でこの場所JR佐倉駅近くに決めたそうです。
「開店直後から、有難いことにお客さんはつきました。でも、始めは試行錯誤でしたね・・・ストレスは感じなかったので少し太りました 笑」
伺うと、最初から自家製麺だったそうです。
「製麺技術は1~2年ぐらいで出来る様になりますね。1日に100~150玉ぐらい打ちます。」と丹治さんは言います。
最後に、今後についてうかがうと・・・今後は店舗を増やす事も考えたいそうですが、やはり自分の手で作らないと納得できないそうです。聞けば聞くほど生粋の職人なのですね。
マッスルコメント
バランス良い1杯に負けない様に・・・バランス倒立マッスル!!!!
店名 麺処 丹治(たんじ)
営業時間 ランチ 11:30~15:00
営業時間 ディナー 17:00~21:00
※火曜 11:30~15:00
※土日祝 11:30~21:00
定休 水曜日
支払い 現金のみ
電話 043-483-3557
住所 千葉県佐倉市表町3-21-5
(上記の情報は記事作成時点でのものです)
※飲食時、撮影時のみマスクを外しています
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